| 分類 |
348tb ( GTB ) |
F355 Berlinetta ( GTS ) |
360 MODENA |
| 生産年 |
1989 〜1994 | 1994 〜1998 | 1999 〜2004 |
| ボディ |
| 全長 (mm) |
4230 | 4250 | 4477 |
| 全幅 (mm) |
1894 | 1900 | 1925 |
| 全高 (mm) |
1170 | ← | 1215 |
| ホイールベース (mm) |
2450 | ← | 2600 |
| トレッド /F (mm) |
1502 | 1514 | 1669 |
| トレッド /R (mm) |
1578 | 1615 | 1617 |
| 車量重量 (kg) |
1500 | 1440 (1450) | 1430 |
かつてピッコロ･フェラーリと呼ばれたＶ８シリーズですが、この３世代あたりなるととてつもなく大型化してます、もうピッコロなんて呼べない。
ちなみに１２気筒の雄、テスタロッサのディメンジョンは4510、1970、1160。モデナあたりでは、当時とても大きく感じたテスタととうとう同サイズになってしまいました。
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| エンジン |
| 型式 |
F119D | F129B | F131B |
| 形式 |
水冷V型8気筒 DOHC |
| バルブ数（1気筒あたり） |
32 (4) | 40 (5) | 40 (5) |
| ボア (mm) |
85.0 | ← | ← |
| ストローク (mm) |
75.0 | 77.0 | 79.0 |
| 総排気量 （cc） |
3405 | 3495 | 3586 |
| 圧縮比 |
10.4 : 1 (10.8 : 1) | 11.0 : 1 | ← |
| 最高出力 |
300ps / 7200rpm
(320ps / 7200rpm) | 380ps / 8200rpm | 400ps / 8500rpm |
| 最大トルク |
31.6kg / 4000rpm
(33.0kg / 5000rpm) | 37.0kg / 6000rpm | 38.0kg / 4750rpm |
| 燃料システム |
M2.5 (M2.7) | M2.7 or M5.2 | ME7.3 |
| 燃料タンク容量 （L） |
95 | 82 | 95 |
Ｖ８ストラーダエンジンのルーツはディノ３０８ｇｔ４まで遡ることができます、その歴史はひたすらボアとストロークのアップ。
ボアのアップはついにＦ３５５で限界にきたのか、85mmでとまっています。よってモデナの排気量アップは３５５エンジンのストロークアップ版になります。
モデナ後継のF430では5バルブが廃止され4バルブに回帰されます、ボア92mmのストローク82mmになってます。 |
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| トランスミッション |
| 駆動方式 |
エンジン縦置き MR |
| ギアボックス |
5MT | 6MT or F1マチック |
| 変速比 １速 |
3.214 | 3.74 | 3.286 |
| 〃 ２速 |
2.105 | 2.63 | 2.158 |
| 〃 ３速 |
1.458 | 1.96 | 1.609 |
| 〃 ４速 |
1.094 | 1.54 | 1.269 |
| 〃 ５速 |
0.861 | 1.26 | 1.034 |
| 〃 ６速 |
- | 1.02 | 0.848 |
| 最終減速比 |
3.562 | 3.562 | 4.444 |
日本仕様のＦ３５５は、3.74〜1.02までのギアレシオに分けており、よいクロス傾向の強いギア比になってます。どうやら加速重視の対応策のようです。
ちなみにIイタリア本国の仕様は、3.07、2.18、1.61、1.27、1.03、0.84になってます。 |
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| ステアリング |
| 形式 |
ラック・アンド・ピニオン | ラック・アンド・ピニオン（パワーアシスト付） |
| ロック（回転） |
? | 3.2 | ? |
| 最小回転半径 (m) |
5.8 | 5.7 | 5.4 |
| サスペンション |
| フロント |
ダブル・ウィッシュボーン |
| リア |
ダブル・ウィッシュボーン |
Ｆ３５５と３６０モデナのダンパーは減衰力切替式です、電子制御にて油圧を調整しています。これは室内センターコンソール上のスイッチでスポーツとコンフォートという２つのモードを選択できるようになってます。
ちなみにダンパー消耗品、すんごく高価なので、アフターパーツの固定式ダンパーを組み込んだ方も多く存在します。 |
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| ブレーキ |
| フロント |
ベンチレーテッドディスク+ABS |
| リア |
ベンチレーテッドディスク+ABS |
Ｆ３５５に採用されたABSはATE製の4センサー4チャンネル式。その機能をドライバーの判断によってキャンセルすることができるスイッチがセンターコンソールにあります。
３２８や３４８に無かったこのキャンセルスイッチ、なんとなくフェラーリの自己主張分部分を感じます、それとも単に迷い？（笑） |
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| ホイール＋タイヤ |
| フロント |
7.0JＸ17 ＋ 215/50ZR17 | 7.5JＸ18 ＋ 225/40ZR18 | 7.5JＸ18 ＋ 215/45ZR18 |
| リア |
8.0JＸ17 ＋ 255/50ZR17 | 10JＸ18 ＋ 265/40ZR18 | 7.5JＸ18 ＋ 275/40ZR18 |
太くなってきたタイヤの歴史がＦ３５５で途絶え、３６０モデナで細く回帰してるのが注目点です。
その恩恵はともかく、実際モデナを真正面から見るとタイヤが細くてカッコ悪い。（笑）
そのためか３６０モデナは、雑誌等で正面よりフロンタイヤが写ってる写真は、かなり少ないと思います。カッコ悪いですから。（笑） |
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