フェラーリ328の変遷

328の変遷

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328の変遷

僭越ながら328の変遷をご紹介します。

328は1985年から1989年まで生産されてましたが、その間いくつかのマイナーチェンジを施されています。

大きくは前期型・後期型に大別できるのですが、少しずつ変更された箇所も多く、中間的な過度期モデルもいろんなバージョンで存在してます。

変更時期ががはっきりしない箇所が多いのですが、なんとか328の変遷をまとめてみました。


マイナー前 マイナー後


まず1987年に室内のドアノブの位置・形状が変更されてます。

マイナー前はドアの取っ手のパワーウインドウスイッチの背面( 真裏 ) という極めてわかりにくいところにあります、初めて乗った人はたいてい出ることができません。

それを反省してか、マイナー後は一般的なドアトリムの先端という位置に変更されました。 すぐさま目につきます。

ちなみ筆者号はわかりにくいマイナー前だったのですが、結構有効的な使い方ができました。これはこれで大変ありがたかったと憶えています。(謎)



マイナー前 マイナー後


続く1988年に今度は外側のドアノブの変更がされました。

マイナー前は一体形成になっており、ノブが収まる窪みまでがドアパネルと一体になっています。マイナー後はゴムに縁取られた別パーツのはめ込み形成。

おそらくは生産性向上のための変更箇所と思われますが、筆者は手が込んでいる一体形成の前期型が好みです、見た目もスッキリしているし。


マイナー前 マイナー後


そして一番の大きな変更は1988年に施されたサスペンション取付け位置やアルミホイールのデザイン、ABSの設定です。この変更をもって前期後期と大別されるようになっています。

マイナーチェンジとしてはかなり大掛りなもので、まずサブフレームへのサスペンションの取付け位置の左右幅が狭くなり、そのぶんサスアームが延長されてます。それにともない各構成部品やホイールのデザインが変更されてます。

ホイールは中央が膨らんだ凸面デザインのホイールとなり、オフセットも変更されました。また、オプションですがABS装備が選べるようになっています。( その後ABSは標準装備となりました )

その他にもショックアブソーバーがコニからビルシュタインへ変更されたり、ハンドルポストの取付け位置の変更などがされたようです。

この変更にてクルマの挙動が滑らかになったとか多く評されてます、トリッキーな前期型と安定志向の後期型とか。

筆者はいろんな328を運転させてもらいましたが、・・・ぜんぜん違いがわかりませんでした。(笑)


マイナー前 マイナー後


いつの頃からかわかりませんが、テールパネルの型式エンブレムの形状が変更されてます。

筆者の328はシャンパンゴールドな太字のエンブレムでしたが、よく目にするエンブレムは右画像の黒縁白字のエンブレムです。

他にも328の文字だけがシャンパン太字、GTBだけが黒縁白字だったりと結構いろんなパターンを発見してます。

調べるにシャンパン太字は308と同じものだということが判明しました、・・・308のが余ってたのかな?(笑)





他にも変更箇所が多々あるようです。地道に検証しながら随時掲載していきたいと思ってます。


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